身近な感染症である水虫の完治には想像を絶する長い時間がかかってしまいます。表面上では治ったように見えて治療を止めてしまうと水虫が再発してしまうのです。かかとなど気になる場所に水虫ができてしまった時は長期的な治療が必要です。

  • ホーム
  • 真菌症の治療薬、カーネステン・エンペシドクリーム

真菌症の治療薬、カーネステン・エンペシドクリーム

カーネステンは、真菌を殺菌することができる薬です。
エンペシドと呼ばれることもあります。
カーネステンの有効成分には、クロトリマゾールというイミダゾール系の抗真菌薬が用いられており、真菌に対して殺菌的に作用します。
寄生した真菌の細胞(細胞膜や核膜)に結合し、真菌の構造や機能に障害を与えることで効果を示す薬です。
カーネステンは、真菌の増殖を阻害することで、真菌を死滅させる効果が期待できる薬として広く活用されています。

真菌によって皮膚表面に症状が出る病気としては、水虫やカンジダ症などが挙げられますが、これらの病気はカーネステンによって治療することができます。
水虫の原因菌である白癬菌に加えてカンジダにも有効です。

カーネステン(エンペシド)は、軟こう・クリーム・液薬・膣錠などが販売されています。
これらは症状や部位、使い勝手などによって使い分けることが一般的です。
かかとなどの角質層が厚い箇所には有効成分がきちんと浸透するように、十分刷り込むように塗布する必要があります。
液剤タイプのカーネステンは皮膚に対する刺激が強くなってしまうという欠点があるものの浸透力が高いため、かかとなどの角質層が厚い部分に適しています。
どのタイプのカーネステンを使用する場合でも、用法用量を守って正しく使うことが大切です。

一般的には、どんな症状にも使いやすいクリームタイプのものが処方されることが多くなっています。
軟こうやクリーム、液薬タイプの場合、1日2?3回、5?6時間毎に患部に塗布するようにします。
膣錠は1日1錠を6日間続ける方法と、1日2錠を3日間続ける方法があります。

カーネステンの副作用は少ないと考えられますが、人によっては軽度のかぶれの症状があらわれることがあります。
かぶれが生じた場合には、赤みやかゆみがひどくなる可能性があるため、使用を中止し、病院で医師に相談することが大切です。
この他にも、副作用として、刺激感(ヒリヒリする・しみる)を感じたり、発赤・紅斑などの症状があらわれることがあるため注意が必要です。

カンジダ症の治療薬としても使用されている

カーネステンはエンペシドとも呼ばれ、抗真菌薬として活用されている薬です。
カンジダの原因となる真菌の増殖を抑制し殺菌する効果が期待できます。
カンジダだけではなく、水虫の原因とアンル白癬菌や癜風菌にも効果を有している治療薬です。
カンジダをはじめとする真菌は細胞膜成分であるエルゴステロールを合成することによって増殖します。
カーネステン(エンペシド)はこの合成を阻害する効果を有しており、真菌が細胞膜を上手く作れなくなって死滅します。

カーネステン(エンペシド)の主成分はクロトリマゾールという成分でイミダゾール系の抗真菌薬に分類されます。
イミダゾール系の抗真菌薬は真菌に対して非常に効き目がよく、刺激痛などの副作用も比較的少ないという特徴があるため、皮膚真菌症の治療に広く活用されています。
白癬菌(水虫)・体部白癬(ぜにたむし)、股部白癬(いんきんたむし)、カンジダ症、癜風などに効き目を発揮します。
治療を開始した後、2~3週間程度経過しても症状が改善しない場合には、使用を中止し医師に相談することが大切です。

カーネステン(エンペシド)には、軟こう・クリーム・液薬・膣錠などが販売されており、症状に合せて治療薬を選択することが大切です。
かかとのように角質層が厚い部分は半年から1年程度治療を続けないと完治しないことがあるため、根気強く継続的に治療を続けなければなりません。
軟こうやクリームタイプの治療薬はよく擦り込むようにして、皮膚の角質層まで十分に浸透させるようにします。
周囲に付着している菌や角質に潜んでいる菌を完全に死滅させるため、患部よりも広めに塗るようにして、根気強く治療を続けることが治療の際のポイントです。

関連記事