身近な感染症である水虫の完治には想像を絶する長い時間がかかってしまいます。表面上では治ったように見えて治療を止めてしまうと水虫が再発してしまうのです。かかとなど気になる場所に水虫ができてしまった時は長期的な治療が必要です。

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イトリゾールのジェネリック治療薬、イタスポール

塗り薬をつける女性

イタスポールは飲み薬タイプの水虫治療薬です。
通常の水虫では患部への外用薬の塗布が治療の基本になりますが、爪水虫や硬い角質層で覆われるかかとなどでは、外用薬の浸透性には限界があり十分な治療効果を望めません。
爪白癬などの治療にはかつてはイトリゾールが使用されてきましたが、販売開始後特許期間切れのおかげでジェネリック医薬品として、イタスポールが登場しました。

イタスポールの有効成分として、イトラコナゾールを含みます。
イトラコナゾールは体内で吸収されると血液循環にのって全身に行き渡るために、爪水虫や消化管や肺、膀胱等で臓器感染を引き起こす深在性真菌症による症状に対しても治療効果を期待できるのが特徴です。
とりわけ外用薬では改善を期待できない爪水虫も十分治療できるメリットがあります。

イトラコナゾールは水虫などの原因菌である白癬菌の細胞膜の生成を阻害する働きを持ち、その作用のおかげで殺菌的に作用するのです。
つまり、真菌の細胞膜はエルゴステロールという物質で形成されていますが、イトラコナゾールにはその成分の合成を妨げる効果を持つために抗菌作用を発揮するわけです。

イタスポールの用法ですが、爪水虫の治療の場合、食後の直後に100-200mgを1日2回のペースで1週間服用を行います。
その後に3週間の休薬期間をあけます。
この流れを1サイクルとして3回繰り返します。
爪水虫への効果が高いとは言っても、治療完遂までは根気良く服用を継続する姿勢が求められます。

イタスポールはアゾール系の抗菌剤に分類されており、副作用も少なく安全性の高い治療薬と見られています。
しかし服用期間が比較的長期間にわたる傾向があるので、副作用には十分注意すべきです。
頭痛や下痢などの他、特に肝機能障害のリスクには注意すべきです。
全身がかゆくなったり、皮膚や白目が黄色くなるのは黄疸の兆候です。
イタスポール服用中に、このような副作用が現れた場合には直ちに服用を中止し、専門家のアドバイスを仰ぐようにして下さい。

ジェネリック治療薬なので価格が安価なのが魅力

イタスポールは、イトリゾールの後発医薬品として大手製薬会社より製造販売されている抗真菌薬のジェネリック治療薬です。
先発医薬品の開発には開発費が必要なため、利益を出すためには割高な価格設定で販売する必要があります。
ジェネリック医薬品は、すでに完成している先発医薬品を元に同等の医薬品を製造し、販売できますので、開発費が必要ありません。

ですから、製薬会社は安価に販売することが可能になり、患者さんの経済的な負担を抑えることができます。
水虫やカンジダ症などの真菌性感染症の治療において用いられており、他の抗真菌薬よりも副作用が出にくく安全性が高いという特徴があります。
また、有効成分であるイトラコナゾールを服用することで、水虫などの皮膚表面の症状以外にも爪水虫やかかとの治療、消化器官や膀胱などの臓器感染する深在性真菌症に対する効果も期待できます。
現在は有効成分量が100mgの経口投与タイプのカプセルのみの販売になっています。

イタスポールは、ジェネリック医薬品のため薬価が決まっていないため、処方される場所によって値段に違いがありますが、価格が安価なため魅力的な医薬品です。
ここ最近は個人輸入のサイトも増えてきおり、選択肢は増えています。
イタスポールは国内の厚生労働省は未承認のもので、海外は処方箋が必要な医薬品として処方されています。

イタスポールは用法や用量からみて1ヶ月以内の分量の場合は輸入が可能です。
しかし、肝臓や腎臓、心臓が悪い方や妊娠中の方は服用を避ける必要があり注意が必要といわれています。
そして、既病歴がある方や息切れ、突発的な体重増加、足の腫れやむくみ、疲労感、倦怠感の症状がある方は医師と相談の上服用することが大切です。

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